【12月28日】ユトレヒトへ~ミッフィーとシュレーダー邸~
この日はアムステルダム市内で開催されている朝市アルバ―トクイップマーケットからスタート。日曜日を除く9時~17時に開催されている。場所は中心部でも南端に位置したところ。
両サイドに連なる建物の前に路面店が立ち並んだこのマーケット。全長約600mに及ぶ、オランダ最大規模の露店市場だそう。
日用雑貨や生鮮食品など、様々なものが売られています。いずれも、両サイドの建物にあるお店が、店前で露店を開いているスタイル。
建物にcafeBOZZというお店がありますが、手前のオープンカフェもcafeBOZZが出店しています。たしかに、建物内にあるより気軽に利用できる雰囲気。
パンにチキンを挟んだサンドなどもその場で食べられるかたちで売られていたので、こちらで朝食も済ませました。マーケットの最終地点ではアムステルダムで必ず行きたいと思っていた名物コロッケサンドのお店「Eetsalon Van Dobben」も出店!!していたものの、10時前時点ではまだ準備中でした・・・(泣)マーケットは9時にスタートしますが、準備中のお店もあるので、少し経ってからの方が楽しめるかもしれません。
ちなみに、お土産にも喜ばれるチーズ3個セットもマーケットでゲット!€9.5と、街中のお店で買うより結構お安く購入できました。
1時間ほどマーケットを楽しんだあとは、アムステルダムを抜け出しオランダ第4の都市、ユトレヒトへ。電車で25分ほど。
ここでの目的は2つ。
②ミッフィー関連スポット(ミュージアムやミッフィーの信号機)を巡る
まずは駅から離れたところにあるシュレーダー邸に向かいました。
ここで1点、注意が!シュレーダー邸を内覧したい場合は予約制なので、必ず事前にネット予約をしてください。外観だけなら予約なしで見られますが、ここは内部を見てこそ楽しめるところ。必ず予約をしましょう。私たちは前日予約で入れましたが、前日だと希望の時間は埋まっていたり、残り1枠ということもザラ。特に枠の少ない土日やハイシーズンは前日ではおそらく予約が取れません。余裕をもって予約することをお勧めします。
▼予約はコチラから
Rietveld Schröder House | Centraal Museum Utrecht
予約希望日時を選択し、「1 of 12 available」と書いてあれば、12枠中あと1枠空いています、ということ。0 of 12 avaikableとなっているとその時間帯は満席のため予約不可です。
時間帯を決めたらチケットの種類を選択します。私は成人のため「RSH Adukts aged 18 and over」を選択。€15.5です。こちらを選択すると、シュレーダー邸での日本語音声ガイドが付いてくるのと、街中にあるミッフィーミュージアムやユトレヒトセントラルミュージアムの共通チケットになっているためこちらも併せて入館できました。
という訳で、いざシュレーダー邸へ。
ユトレヒト中央駅から8番バスに乗車。(これまで行かれた方の記事を検索すると、4番やら7番やら人により色んな路線が出てきます。そんな頻繁にルート改編はしないと思うけれど、2016年12月末時点は8番でした。番線ではなくバス停を把握し、そこに行く路線を探した方がいいと思います。)
中央駅からから15分ほどの「De Hooghstraat」というバス停が最寄り。
バス停の周りにはいくつかcafeがありました。予約時間より早めに着いたらお茶して時間を潰せます。シュレーダー邸へはバス停から歩いて5分ほど。
住宅街の一番端に、突如雰囲気の異なる家が現れます。
左の茶色い建物が受付なので、まずはそちらに行きましょう。予約したスマホ画面を見せると、日本語の音声ガイドと家のレイアウトをもらえます。(併せて、この後セントラルミュージアムに行きたい旨を伝えたら、道のりを表示した地図をもらえました。)時間になるとグループで建物内に向かいます。
角度が変わるとまた違った印象。
右側のグレーと白の側面側が入口となります。ガイドさんは英語ですが、たまーに片言の日本語も交えてくれるとてもfunnyな方。わかりやすい英語で話してくれるので、少し英語が理解できれば更に楽しむことができます。
中はあいにく写真撮影NG。小さな家ながらもあらゆる工夫と仕掛けが施されてあり、ラストはドラマばりに衝撃の展開がっ・・・!。
ツアーは1時間ほどの内容です。正直、建築にあまり興味がなかった私でも大満足。誰でも楽しめるスポットだと思います!
さて、次は第2の目的「ミッフィー」!
シュレーダー邸からミッフィー関連がある街の中心部へは、歩いて20~30分ほどなので歩いて向かうことに。
ユトレヒトの街並みはアムステルダムより落ち着いていて、個人的にとても好きでした。シュレーダー邸の周りは住宅街でしたが、中心に近づけば近づくほど、人やお店が増えていきます。
中心部にはミッフィーの作者ディックブルーナさんが通われていたという洋菓子店「テオブロマ」も。
こちらではミッフィーのイラスト入りのクッキーがお土産に売っています。(地味に高くて買わなかったけど笑)
そして繁華街を少し抜けたところに、ミッフィーミュージアム(右)とセントラルミュージアム(左)が。
まずはセントラルミュージアム入ってすぐ左のショップに行き、レジで共通チケットを発券してもらいます。
セントラルミュージアムは若干迷路のようなミュージアムですが、ひたすら上の階に行くと、ディックブルーナさんのアトリエを再現した展示があります。実際にブルーナさんが利用していた自転車などの展示もあり、ファンにはたまらない空間かと。
1階のショップにはミッフィーグッズも販売されています。
この時は冬バージョンでしたが、季節ごとに変わるんだろうな~
ちなみにオランダではミッフィーのことを”nijntje(ナインチェ)”と呼びます。
館内はもちろんミッフィーづくし。オランダ語・英語・日本語での表記が多く、日本人観光客の多さがうかがえます。
でもこちら、改装後にこうなったのか、完全に地元の子ども達の遊び場と化していました(^^;)
子ども連れだと楽しいんだろうな~
とは言え、ミッフィー好きの大人には懐かしさに癒される部分は大きいと思うので、(共通チケットだし)行ってほしいと思います。
ミュージアムの後は、もう1つのミッフィー関連見どころである信号機へ。
駅近くのショッピングセンターが立ち並ぶ繁華街に、カラフルな歩道が。
ここの信号機をよく見ると・・・
おぉぉ・・・
おぉぉぉぉーーー!!!ミッフィーーー!!!
ちなみに、赤信号の時に写真を撮るのは非常に危険です。歩道ぎりぎりを自転車が次々と通り抜けて行くので、気を付けて。
夕飯は信号機からもほど近いPk Bar&kitchenで。
PK bar & kitchen Utrecht | Restaurant & Grand Café
お値段お手頃ながら、見た目はなかなかフォトジェニックで、オススメなお店です♪
ユトレヒトの締めくくりにぜひ~(^^)
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【12月27日】アムステルダム街歩き
ドイツ・デュイスブルグ発の特急列車(ICE)に乗り、オランダ・アムステルダムへ。
1時間半~2時間に1本くらいの間隔で走っているので、事前に時間を調べて乗車しましょう。ちなみに、それなりに混んではいたものの、予約は取らなくても座れました。
約2時間でアムステルダム中央駅に到着。まずは中央駅を出てすぐ向かいにあるツーリストインフォメーションに行き、1日乗車券(€7.5)を購入。最初にトラムに乗って打刻したところから24時間利用できます。
(カードの裏表。チャージできそうな紙質だけれど使い捨て。)
乗車券にはいろいろな種類があるので、その日のスケジュールに合わせて何を買えばよいか選ぶといいです。丸一日、王宮周辺を見尽くすのであれば歩き回れてしまうので不要かと。
とは言え、トラムは乗り方のコツを掴むと、気軽に乗り降りできるのでとても使い勝手がいい乗り物。駅やツーリストセンターに置いてあるシティマップをポケットに忍ばせて、効率的に利用しましょう。
初日は街の中心部(ゴッホ美術館~王宮までのエリア)巡り。
まずはゴッホ美術館周辺から開拓。(美術館には行きませんでしたが、いつ行っても入館待ちの大行列。朝早くの方が多少行列は短かったものの、それでもかなり並んでいました。)外観から”バスタブ”と呼ばれるアムステルダム市立美術館を見たり、とても気持ちがよい景色のミュージアム広場を散歩したり。
ここから少し歩いたところに、有名な「I amsterdam」のモニュメントがあります。
人が多すぎて、まともな全景写真は撮れません(苦笑)
ここから王宮方面に歩いていくと、アムステルダムらしい街並みが広がってきます。
アムステルダムの運河には両側にボートが停泊している景色をよく見ます。
これらのボート、中には人が住んでいるものも多く、博物館として公開しているところも。(大人€4.5)
Houseboat Museum | Woonbootmuseum Amsterdam
中は狭いながらも、きちんとシャワーやベッドなど完備されていて、有料でコーヒーを提供していたり、ボートハウスの物件(?)情報などもあって面白かったです。
そのまま歩いて9ストラーチェスエリアへ。
アンティークショップやオシャレカフェなど、小さなお店が点在していて、ワクワクが止まらない…! お目当てのアップルパイ屋Ree7を見つけて食べようと思ったら、早くもフードメニューのラストオーダーが終わっており、断念。。。
かわりに、少し歩いたところにお店があったのでフライドポテト(€3.1)を。
フライドポテトのお店はよく見かけますが、目につきやすい通り沿いはちょっと割高だったので、路地裏店舗がおすすめかも。
フライドポテトを食べていると、正面に気になるお店が。
海外では珍しい行列店を発見。
焼きたてチョコクッキーのお店でした。日本で情報収集した際には得られなかったお店情報。地元の人がたくさん並んでいました。ぜひチェック。
さらに歩き、シンゲルの花市へ。
花の種・球根や観光みやげ屋が立ち並ぶ通り。
ダム広場まで行き、夜は飾り窓エリアへ。以前と違い、飾り窓をリノベしたカフェや、内部を公開したミュージアムなどもできて、通常の営業店舗はだいぶ減った印象。
女性同士の観光客も楽しんでいる様子が結構見られました。
飾り窓周辺の繁華街は遅くなっても人通りが多く、とても賑わっています。賑わっているとついつい安心してしまいがちだけれど、そこは気を付けて!
こうして、アムステルダム初日、およそ9時間ほどかけて市内のおよそ左半分にある見どころを見て周りました。エリアを決めて重点的に周る分には、トラムは使わなくても大丈夫でした。
【12月26日】ドイツのクリスマスマーケット
今回の旅ではデュイスブルクとドルトムント、2か所のクリスマスマーケットを見ることができました。
まずは宿を取った街でもあるデュイスブルク。
12月26日は11:00~20:00までの開催。(ですが、実際は21:00頃までやってました)
駅からすぐ近くの通り沿いに直線にお店が立ち並んでいます。
食べ物はレープクーヘン、クレープ、ソーセージ、グリューワインのお店が多いイメージ。あとは妙に下町感がある微妙な雑貨屋が多かったです。(笑)
レープクーヘンのお店。やはりかわいい~~~!
中でも嬉しかったのは、一年中クリスマスグッズを取り扱う専門店「Käthe Wohlfahrt」のショップが出店していたこと!!!!!
Käthe Wohlfahrtのサイトはこちら↓
ドイツ国内に複数店舗あるものの、問い合わせをしたらクリスマスはお休みとのことで買い物を諦めていたのです。まさかデュイスブルクのクリスマスマーケットに出店していいるとは思っていなかったので驚きました。
お店で買い物をした後は、お腹が空いたので腹ごしらえのソーセージ。
Currywurst(カレーヴルスト)€3.2。
ドイツのソーセージ屋さんではどこでもよく目にするカレーヴルスト。ケチャップの代わりにカレー味のソースがかかってます。結構味が濃い目なのでパンが合う。いやはやビールが進みそうなお味でした(^^)
ちなみに屋台のソーセージ屋さんは、鉄板では長ーーーいソーセージを丸々一本焼いてますが、お客さんに提供するときは専用マシーンに投入し、一瞬で裁断され写真のような状態で出てきます。
腹ごしらえをし、そのままストリートを突き進んでいくと、突き当りに・・・
まさかの観覧車!しかも移動式で運んできたっぽい(@_@)
かなり簡易的で、ちょっと身を乗り出すと落ちてしまいそうな観覧車でした・・・
昼間はこのよな遊具もあるため子どもの姿も多いクリスマスマーケットでしたが、夜になると雰囲気も一変。
クリスマスピラミッドの1階部分は飲み屋さんになっています。カワイイ!
*****
そしてお次はドルトムントのクリスマスマーケット。
12月26日は21時まで、となっているけど、20時くらいで終わりの雰囲気が出ていました。
Dortmunder Weihnachtsmarkt | Herzlich willkommen!
こちらは規模がとても大きく、駅から5分ほど歩いたところからマーケットがスタート。このような地図が掲示されているので、写メを取っておいてもれなく全エリアを巡りましょう。
ドルトムントのクリスマスマーケットの見どころは、何といっても世界最大45mのクリスマスツリー!ツリーに到達するのはほぼ最後になりますが、とにかくあらゆるお店があるので、ずっと楽しめます◎最後の最後のお楽しみがツリーといったところ♪
教会の周辺にもたくさんのお店が立ち並んでいて、絵になります。
ドルトムントはデュイスブルクと店のラインナップも結構違いました。1店舗しかない店も多く、ここのポテトは超絶おいしかった・・・
超絶おいしかったシリーズ②揚げピザ。ここも一店舗のみ。
フルーツをチョコでコーティングしたお店もちらほらあり、結構おいしかったです。これはマスカットにチョココーティングしたもの。なぜか蛙のグミつき。グミはいらない(笑)
そしてクリスマスマーケットといえばグリューワイン!
悲しいかな私はワインが飲めないため、十分に気分を味わえなかったのですが。。。
ハチミツ屋さんがホットハニーミルクを提供しており、クリスマスマーケットマグを体感♪ これもめちゃくちゃおいしかったー!
ちなみにクリスマスマーケットオリジナルのこれらのマグは持ち帰りができます。
飲食店のドリンクメニューは料金表が出ていますが、この金額がちょっと割高で。。あとから理解したのですが、これはマグ料金を含んでいます。そのまま持って帰ってもいいし、いらない人はお店に返却すればその分の料金(€2~3くらいが多い)が返却されるシステム。1個くらいは自分用のお土産にいいかもしれません♪
さんざん食べて、いよいよ世界最大のクリスマスツリーにたどり着きました。
本当に大きくて立派なツリーに感動。
周りには飲食店がたくさん立ち並んでいるので、グリューワイン片手にツリーを眺める、なんてこともできますよ◎
デュイスブルクのクリスマスマーケットは12月30日(2016年については)まで開催しているので、日本人旅行者にとっても行きやすいマーケットなのでは。
お店のラインナップが非常に幅広く、おいしい飲食店も多いので、ぜひ食べ歩きも楽しんでください♪
【12月26日】第2クリスマスの過ごし方(デュイスブルク~ランドシャフトパーク)
12月26日も第2クリスマスと呼ばれ、祝日真っ只中のドイツ。
この日もほとんどのお店は閉まっているだろうと思い、影響を受けないところ中心に周ります。
宿泊地は、クリスマスマーケットが開催されているデュイスブルク。
もともと候補に挙げていたのは以下の5か所。
①チョコレート博物館(ケルン)25日は休館、26日は11時よりオープン
②「歩くジェットコースター」タイガー&タートル(デュイスブルク)
③「廃工場公園」ランドシャフトパーク(デュイスブルク)
④クリスマスマーケット(デュイスブルク)
⑤クリスマスマーケット(ドルトムント)
ちなみに、ケルン・デュイスブルク・ドルトムントの位置関係はこちら。都市間の移動時間は40分程度。
デュイスブルクのクリスマスマーケットは中心部、②と③の位置関係は中心部を挟んで南北対象の位置にある。(☆マークがついたところ)
クリスマスマーケットの優先順位が高かったため、行けるとしたら②、③いずれか、行けそうであれば両方ということで、①は早々に諦めてデュイスブルクへ。
デュイスブルクのクリスマスマーケットはAM11:00より始まるため、開始早々のマーケットを少し見学。
クリスマスマーケットについてはなかなか次の記事でまとめて書きます。
クリスマスマーケットは日が暮れてからでも楽しめるので、日が出ているうちにまずは③「廃工場公園」ランドシャフトパークに行くことに。
地下鉄に乗りLandschaftspark Nordで下車。デュイスブルク中央駅から12分。乗り場は地下鉄ですが、途中から地上に出るトラム型列車です。本数は東京並みに多い!
Landschaftspark Nordで下車し、そこから15分ほど歩いて到着。
ランドシャフトパークはその名の通り公園らしいけれど、どうも公園という言葉はしっくりこない・・・(^^;)
ただ公園なので、入場料はなく、この建物内に自由に入ってよい。(ただ自己責任)青い階段は建物入場用。
もちろん入りました。
これはなかなか楽しい・・・!
第2クリスマスなのに、なぜかこの廃工場に遊びに来ている家族が結構いる。
頂上まで来ると、公園はもちろん、周辺の地域も一望できる。
そしてこの廃工場、このようなクライミングできる場所があったり、大きな滑り台やちょっとした遊具もあり、実はちゃんと公園要素もありました。
とても広いのでランニングしたり、ペットのお散歩で来ている人も多数。
この規模の施設を無料で開放しているってある意味すごいなぁ・・・
私は別に廃工場好きというわけではないけれど、ランドシャフトパークはなんだか満足度の高かったです。工場や廃墟萌えする方にはたまらないかと。
ちなみに11月25~27日であれば、ここでクリスマスマーケットを開催しているようなので、この時期行かれる方はよろしければ。
Landschaftspark Duisburg-Nord - Christmas Market
思いの外時間をつかってしまい、本当は歩けるジェットコースター「Tiger and Turtle」にも行きたかったけれど、あえなく断念。。。
お時間ある方は、ぜひこちらも行ってみてください。
それでは、いよいよドルトムントのクリスマスマーケットに向かいます・・・
【12月25日】ドイツ・ケルンで過ごすクリスマス
アーヘンから戻り、再びケルンの地へ降り立つ。
13時を過ぎ、ミサが終わったので無事内部へ入ることができた。
驚くほど高い天井に、奥行きのある空間。
薄暗い中にも、色彩豊かなステンドグラスや、クリスマスツリーの優しい光で、穏やかな優しさを感じる。
自然と言葉が出なくなり、手を合わせ、何かに感謝をする。そんな気持ちになった。
ずっとここに居たくなるような、本当に素晴らしい空間なので、ぜひ時間に追われることなく訪れてほしいです。
大聖堂を後にし、街中を散策をスタート。
ちょうど大聖堂のアップ写真を撮ろうと立ったところに、ステキなcafeらしきお店が。
店頭にケーキや洋菓子がたくさん並び、イートインはもちろんテイクアウトもできるお店。ケーキが食べたかったけど・・・日が暮れる時間も迫っているため、今回はチョコレートをテイクアウト!日本では1粒300円くらいで売られていそうなチョコが、半額以下ほどのお値段。やはりチョコはヨーロッパで買うに限るなぁ。。。
チョコを食べ歩きしながら、目的の一つであった「コロンバ美術館」へ。
案の定、こちらもクリスマスの洗礼を浴びましたが(休館)、外観だけでも見る価値あり。
スイスの建築家ペーター・ズムトーによる設計の美術館。第二次世界大戦で破壊された教会を包み込むように、一部当時の教会の外壁を残した外観の美術館。教会の下にはローマ時代の遺跡も残っており、そちらも一部見ることができます。
美術館は休館ですが、教会には入ることができました。こちらは美術館と同時に設計されたのか、とてもモダンな内装。
教会を出て少し歩くと、周辺はケルンのショッピング街。
残念ながらお店は一店舗も開いていない・・・泣
そのままライン川の方に向かって歩くと、レストランエリアが。こちらはほとんど開いており、観光客で賑わっていました。
こんなカラフルな建物もあり、観光客の写真スポットに。
ライン川沿いを歩き、ケルン駅方面へ向かうと線路沿いにホーエンツォレルン橋という大きな橋がかかっています。
橋を渡って向かいから見るケルンの街並みがまたよろし。
ちなみにこの橋のフェンスには、ものすごい量の南京錠がかけられています。
世界の観光スポットにはよくあるあるな、恋人同士が名前を彫った(書いた)南京錠をつけられるところにつけてしまうやつです。
長さ409mの橋にほぼほぼびっしりついているのでなかなか圧巻。
ケルン中央駅側かから向かって橋の中間くらいまではもはや新たにつける余地なしのびっしり感ですが、後半にはスペースも空いてくるので、つけたい方は後半まであきらめずに頑張りましょう。
16時頃になりだいぶ日も暮れてきて、そろそろ夕飯にしようかと。
賑わっていたレストランでもいいかなと思いつつも、どうしてもケルンで食べたいものがあったのです。
それが、ケルン駅構内にあったソーセージ屋さんの焼きたて丸ごとソーセージ。
Meister Bock
ケルン中央駅からケルン大聖堂に出る出口沿いにあるので、誰でも見つけられる場所にあります。目の前で焼かれている本場ドイツソーセージを見たら、たぶん誰も素通りできない。
メニューは6種類ほどあって、焼き・茹で・カレー味などでしたが、メニューを見てもドイツ語のみで、聞いても何が何だかわからず。ハズレはないので指さしか直感でオーダーしてみてください。(無責任w)
写真は茹でバージョン。パンは料金込みです。
同じく駅構内にあるミニスーパー的なお店で、サラダとビール(1L缶!お値段は日本の発泡酒くらい)を買って、カンパーイ!!
レストランにいくよりかなりお安く、でもかなり満足度の高い初日の夕飯となりました(笑)
本当にケルン中央駅構内は、朝・昼・晩とお世話になれる場所なので、ぜひご活用くださいませ。
【12月25日】七転び八起きなクリスマスのドイツ(フランクフルト空港→ケルン→アーヘンへ)
早朝にフランクフルト空港に到着したところから旅はスタート。
本日のスケジュールは、フランクフルト空港→ケルン(ホテルチェックイン)→アーヘン→ケルン(宿泊)。
25日はまず店は開いていないだろうということで、クリスマスでも開いているであろう教会を中心に巡ることにしました。
早朝着だったため、フランクフルトの観光はせずケルンへ直行。
フランクフルトからは地方都市に向かう長距離列車が出ているので、まずは駅へ。到着した第2ターミナルからシャトルバスに乗り、長距離列車出発駅のある第1ターミナルへ移動。
ケルンへは乗り換えなしでいけますが、ここで2択。
①遅く・安く 行くか、②速く・高く 行くか。
快速列車(RE)なら約3時間で€44、都市間超特急(ICE)なら約1時間で€69。
なお、内陸を走る路線とライン川沿いを走る路線があるとのことで、ライン川沿いをゆっくり行くのもいいな~と思いましたが・・・
待てよ。
現在朝の7時。日本であれば既に明るく、車窓の景色を楽しめる時間ですが、ここはヨーロッパ。12月のヨーロッパの日の出時刻は8時過ぎ。
そうなんです、外はまだ真っ暗。
ケルンに行くだけならまだしも、アーヘンまで行ってまたケルンに戻るという今日の行程。もしかしたら、クリスマスだし、夜には電車がなくなるかも・・・などという心配もあり(結果、無用な心配ではあったが)とりあえず早めにケルンに行く手段を選択。
明るくなりはじめた朝8時25分、無事ケルンに到着。
駅を出ると、いきなりケルンの大聖堂!!!
(この写真は午後に撮ったもの)
どーーーーーん!!!!!テンション上がる。
そして悲しいかな、すぐ横にはクリスマスマーケットの余韻・・・(23日に終了)
ずどーーーーーん。。。。。テンション下がる。
そんなこんなでホテルに荷物を置き、すぐにアーヘンに向かうことに。
ちなみに、ケルン中央駅の駅構内は『クリスマスも頑張って営業中!』のお店ばかりで、ホント助かりました。駅周辺ではスーパーを見かけませんでしたが、駅構内に飲食店多数、コンビニ、薬局などもあり、駅構内全体でスーパー的な役割は果たしてくれます。
まは券売機で切符をゲット。街間の移動切符は基本コレ。
電車が出発するホームへ向かいますが、ここで1つポイントが!
2階ホームに向かう階段の脇に黄色い打刻器があるので、必ずここで打刻しましょう。ドイツは改札がないため、この打刻で不正をチェックされます。私は初めて乗車した際、打刻器に気づかずそのまま乗車してしまいました。運良く車掌さんのチェックはなかったものの、見つかると、たとえ切符を買っていても罰金だそうです。(ICEなど特急料金のかかる列車は、基本的に乗車券チェックがあるので要注意。)
ケルンからアーヘンまではRE(快速列車)乗り換えなしで1時間。
アーヘン中央駅構内もベーカリー屋やコンビニ的なお店は営業しており、朝食としてサンドウィッチを購入。腹ごしらえし、駅より徒歩10分ほどのところにある大聖堂に向かいます。
大聖堂までの道のりは住宅街のようになっており、お店は大聖堂の周辺に多いです。
こちらではお目当ての”プリンテン(アーヘン名物のクッキーのようなお菓子)”を購入しようと楽しみにしていました。が、、、
▲手前の白い建物が創業1858年のプリンテン専門店「Nobis」
home, Aachener Printen Bäckerei Nobis
案の定、クリスマス(休暇)の洗礼を浴びる・・・泣
くうぅぅーー、かわいすぎるよ!くやしいよ!!ショーウインドウ越しに泣く。
このお店のみならず、大聖堂周辺のお店はほぼ営業していませんでした。
営業していたのは、大聖堂の向かいにある市庁舎(↓)の裏手にあったバーとスターバックスのみ。
追い打ちをかけるように、こちらもクリスマスマーケットの余韻・・・やはり23日まで。
気持ちを切り替え、本来の目的であるアーヘン大聖堂へ!!!
実はユネスコ世界遺産が初めて登録された1978年、世界で12件登録されたうちの一つがこのアーヘン大聖堂。今でこそ登録件数が1000を超える世界遺産ですが、初年度の認定とは、それだけ価値のある名所なんですね。
個人的に興味深いのが、古典様式・ビザンティン様式・ドイツロマネスク様式など様々な建築様式がみられるところ。
わかりづらい写真ですが、正面写真は屋根が尖っているのに対し、
中央部分はドーム状の屋根。
さらに後部は三角屋根。内部はつながっていますが、増築したように建築様式が異なっていて面白い。
ワクワクしながら内部に向かうと・・・
まさかのミサ中。異教徒は入れず。泣
実はケルン大聖堂もそうですが、午前中はミサが執り行われており、観光客が中に入れるのは13時以降。
ここでもクリスマスの洗礼を浴びるとは。。。くそぅ。。。
周囲のお店もことごとく閉まっているため、時間を潰すすべはほぼなし。(前出のバーかスタバに行くのみ)
よって、クリスマス期間に教会に行く場合は13時以降でプランニングしましょう。
※アーヘンはわかりませんが、26日(第2クリスマス)もケルンの大聖堂は午前中ミサが行われていました。おそらく全土的にそうだと思われます。
なんとか内部に入ると、ミサ後ということもあってか、荘厳な雰囲気たっぷりの空間。印象としてはスペイン南部やモスクなどに見られるような造りや絵の描かれ方でした。外観の印象よりとても広い空間に感じられる内部。ここを見るだけでも、来てよかったと思えました。
そして再び、ケルンへ戻ります。
年末年始ヨーロッパ4か国を巡る旅。
2016年12月24日~2017年1月4日、ドイツ・オランダ・デンマーク・スウェーデの4か国を巡る旅に出た。
スケジュールは、
12月24日 羽田空港発(上海経由)
12月25日 ドイツ(フランクフランクフルト)着→ケルン→アーヘン→ケルン
12月26日 ケルン→デュイスブルグ→ドルトムント→ディユイスブルグ
12月27日 デュイスブルグ→オランダ(アムステルダム)
12月30日 コペンハーゲン
12月31日 コペンハーゲン
1月2日 ストックホルム
1月3日 ストックホルム⇒(パリ、上海経由)成田
1月4日 成田空港着
※電車移動は「→」、飛行機利用は「⇒」で表示
本来であればオランダinがスムーズなルートであったが、「憧れのドイツクリスマスマーケットに行ってみたい!」という想いを叶えるべく、こんなルートに。
日本人が年末の休みを取るとすると、どんなに早くても12月23日(祝)あたりからだろう。
「クリスマスはヨーロッパで過ごしてみたいな・・・」という人も多いだろうが、ヨーロッパのクリスマス当日は、観光客にとってはなかなか寂しいものである。
というのも、ヨーロッパのクリスマスは家族で過ごす日であって、お店などはほとんど閉まってしまう。
クリスマスマーケットは25日までやっているものと、当初思っていたのが、
ドイツ全域のクリスマスマーケットは、
ほとんどが12月23日頃に終わる。
そんな現実を知ったのは、既に航空券を確保した後でした(笑)。
これじゃあ日本人観光客がクリスマーケットを楽しむ楽しむのはほぼ無理じゃないかーー!!!と、やり場のない怒りを覚えつつ、
「どうにかクリスマスマーケットを味わいたい!!!」
という思いで調べまくりました。
すると、ほとんどのマーケットはクリスマス前で終わってしまうものの、年末または年始までやっている地域があることを発見!
そもそも、日本で情報収集すると、ミュンヘン、フランクフルト、ローテンブルク、ベルリン、ドレスデンなどなど主要な都市の情報しか入手しにくいけれど、実はかなり多くの都市で開催されている。
私が参考にしたのがコレ↓
Christmas Marktes | Käthe Wohlfahrt
クリスマス雑貨を取り扱っているお店(Käthe Wohlfahrt)のHP。ドイツ国内で開催されているクリスマスマーケットの開催期間を紹介している。
このカレンダーを信じ、25日以降クリスマスマーケットが開催されている都市を旅行程に盛り込みながら、スケジュールを調整。
クリスマスマーケットに関する詳しくは別途記事を書くとして、
この旅において、クリスマス以外にも不安要素はあり。ずばり、
年末年始(12月31日~1月1日)にヨーロッパの店はやっているのか問題。
開いていないことを見込んで、極力移動日や、教会など開いていそうなところ巡りにあててこちらもアレンジ。
結論、やはり閉まっているところはあるものの、夕方までは営業していたり、クリスマスほどの「マジかよ・・・」感はなかったです。
こちらも詳しくは別途記事にて。
そんなこんな冒頭が長くなりましたが、
・本場ドイツのクリスマスマーケットに行ってみた!
・年末年始のヨーロッパの過ごし方
・北欧の物価って実際どうなの?
あたりの気になる点にも触れながら記事を書いていこうと思います。