【宮城編】仙台おさんぽ観光(仙台市内と秋保温泉)
3月31日
1泊2日の仙台旅行!というわけで、朝、新幹線に乗り仙台へ。
夕方から友人主催のイベントに参加するため、それまで市内観光をしてみました。
仙台駅からバスが出ていますが、私は歩いて行きました。
街中を抜け、一気に自然が増えてくる山の中に瑞鳳殿はあります。緑と静寂に包まれたとても落ち着く雰囲気。観覧券は大人550円でした。
まずは政宗公が眠る「瑞鳳殿」を参拝。
とにかくきらびやか。日光東照宮の陽明門を思い出しましたが、こちらの方が赤や緑や青の色彩が色鮮やかな印象です。
自然の中にあるから余計に派手に見える部分はあるかも。建物にはかなり近づけるので、ここにかの政宗公が眠っているのか・・・と思うと、遠い遠い歴史上の人物が、なぜだかとても近くに感じられました。
このすぐ近くに資料館があり、伊達家に関する理解が深まるのでぜひお立ち寄りください。
そして少し離れた所にあるのが「感仙殿」。
こちらは二代藩主 伊達忠宗公が祀られています。
こちらも瑞鳳殿同様に派手派手~(^^;)
そして、その隣にあるのが三代藩主 伊達綱宗公が祀られている「善応殿」。
もはや同じにしか見えないのでコメントなしで!笑
建物はいずれもきらびやかですが、森林の中にあり、不思議とこの空間には癒される感覚がありました。
仙台に来たら、一度は訪れると良い場所ではないでしょうか(^^)
4月1日
夕方の高速バスに乗るまで時間があるので、今日は秋保温泉と引き続き市内観光をします!
まずは秋保温泉へ。
仙台駅を出発し、宮城交通の快速バスに乗れば30分程度で秋保温泉に到着します。
温泉=温泉街があり、観光情報はすぐ得られる。という思い込みがあったので、あまり下調べをしていなかったのですが、、、率直な感想で、秋保温泉については事前にある程度の計画を立てておいた方がよいと思います。
というのも、温泉街らきし場所がなく、どこのバス停で降りればよいかわからず、どの温泉に入ればよいかもイマイチよくわからない。。。
一応、秋保・里センターなるものが観光情報収集スポットになるのかな・・・
http://akiusato.jp/smart/index.aspx
共同浴場も1か所ありましたが、現地に案内板等がなかったので見つけられず。
結局、ホテルの日帰り温泉を利用することにしました。
ホテルも一ヶ所に集中している場所はあまりなく、離れた所に点在しているので、車がないと移動も大変です。
休館日、利用時間、料金を調べた上で、事前にどの施設を利用するか決めておくことをオススメします。
▽日帰り入浴施設一覧
http://akiusato.jp/tabi/higaeri.html
ちなみに、私は秋保グランドホテルを利用しました。
ちょうどこちらのホテルの裏手に、秋保温泉エリアの観光スポットの1つである「磊々峡」があります。
約1kmあるという渓谷と自然が楽しめるお散歩コースです。
お散歩の疲れを温泉で癒す、というのはオススメコースかもしれませんね♪
ちなみに、秋保温泉エリアでもう1か所押さえておくべきスポットが「スーパーさいち」かもしれません。
どこにでもあるローカルスーパーですが、開店前から人が並び、開店と同時にみるみる駐車場が満車。警備員が2人もいる・・・
思わず入店してみたところ、皆さんのお目当ては名物の「おはぎ」だそうです。
おはぎって、お盆などでしか食べるイメージがありませんが、こちらでは驚くほどの陳列スペースと在庫が確保されていました!
秋保人、どんだけ日常生活でおはぎ食べるの?!と言うくらいの品揃えでした。
思わず私も2個入りを購入。まあ、普通においしい。でもおはぎってそんなしょっちゅう食べたいものでもないなぁ・・・(^^;)
と思いつつも、せっかく秋保に来たのであれば、やはり食べておくべきローカルフードなのだと思います。
車があれば「秋保大滝」まで行きたかったのですが(仙台の方にもこちらを勧められました)、今回は諦め、秋保グランドホテルの正面玄関からバスに乗り仙台へリターン。
ちなみに時間が合えば無料シャトルバスも出ているので、ご参考まで。
まだ時間があるので、仙台の東照宮にも行ってみました。
こちらも仙台駅から少々距離はありましたが、徒歩で。
「東照宮」は江戸時代、500近く建てられたようです。明治時代になり数は減ったものの、現在も100を超える東照宮が現存しているとのこと。そもそも、日光と久能山しか知らなかったので驚きです~(@o@)
仙台東照宮は日光とは違い、落ち着いた木造建造物。
三間一戸の楼門形式で、屋根は入母屋造銅板葺きだそうです。これはこれで趣きがあって、個人的には好き。
きらびやかな瑞鳳殿とはまた違う歴史的建造物が楽しめました。
帰りも仙台駅まで歩いたのですが、途中でステキな雰囲気の洋菓子屋さん「ミティーク」に遭遇。
1階で購入したケーキを2階で食べられるとのことだったので、休憩兼ねて利用してみました。
サイズは小さめですが、かわいらしいケーキが多いです。
うまく撮れませんでしたが、2階のカフェスペースもナチュラルな雰囲気で落ち着く空間だったので、休憩や読書などするには良いかと♪
こちらは仙台駅からも歩ける距離なので、オススメです♪
1泊2日の仙台旅、交通費をケチってたいぶ歩いたので少々疲れましたが、思ったよりは色々回れたかな?!
【小豆島・姫路編】有馬温泉へ行ってみた!
3月10日AM
三宮を出発し、有馬温泉に行ってみました。
電車で行くと少々大変ですが、色々な場所から直通バスが出ているようなので、調べてみてください。
ちなみに私は、三宮駅から直通で一番安く行けるであろう阪急バスで向かいました。約40分で700円です。(2014年4月現在)
そして有馬温泉街到着!バス・電車どちらを使ってもほぼ街の中心部に到着するのでありがたい♪
何の情報もなく来てしまったので、まずは観光総合案内所へ。
ここで温泉情報と観光地図をゲットしました。
お宿の日帰り入浴を利用できますが、いずれも1000円以上します。
▽詳細はこちら
http://www.arima-onsen.com/onsen.html
お安く済ませるなら、市営の共同浴場である「金の湯」(650円)、「銀の湯」(550円)になります。市営といえどとても綺麗な施設でした。片方だけでもいいですし、2館券だとお得なセット割で850円になるのでせっかくならこちらがオススメです。
金の湯 外観。ちなみに建物横には無料の足湯もありますよ~
銀の湯は少し離れた所にあります。
まずは金の湯に浸かり、銀の湯を目指して湯本坂を上るコースで街散策をしました♪
ここはまちなみ景観保全・育成の推進モデル地区になっているようで、雰囲気があってステキ(^^) 両サイドはお土産屋さんが多いです~
なお、有馬温泉は泉源スポットがいくつかあり、お散歩を更に楽しませてくれます♪
泉源の中で何より驚いたのは「炭酸泉源」。
この水道、炭酸水が飲めるんです。トライしたけど本当に炭酸水!そもそも炭酸水苦手&水道から炭酸水出てくる違和感で、口には含んだものの飲み込めませんでした(笑)
温泉寺なるものも発見。
こじんまりしたエリアに色々見どころはあるので、お散歩は面白かったです♪
ちなみに、有馬温泉の名物は「炭酸せんべい」。懐かしのゴーフレット…にしか見えなかったけれど、お店は沢山あるので、有馬に来た記念のお土産にはいいのかな~
そんなこんなで有馬温泉で4時間ほどゆったり滞在して、今度は大阪に向かいました。
大阪で友人と会い、串揚げ食べて、再び夜行バスで東京へ。
8時間の予定が、事故渋滞に巻き込まれまさかの18時間かけて東京に戻るというトラブルもありましたが、ほとんど寝ていたためあまり実感なしという。笑
海外の長距離飛行機移動の慣れが、こんな所で発揮されたようです。
3泊6日の香川・兵庫・大阪旅行、これにて終了!
次回は3月末&4月での仙台旅をご報告~☆
【小豆島・姫路編】黒田官兵衛ゆかりの姫路観光(姫路城、書寫山圓教寺)
3月8日
朝8:20 土庄港発のオリーブバスに乗車。
往路は南廻りで福田港から土庄港へ来たのに対し、
復路は北廻りで土庄港から福田港へ向かいました。
そのため、小豆島の沿岸をほぼぐるっと一周したことになります♪
北と南では結構景色が異なるので、両路線に乗れて満足~(^▽^)
9:20 再びフェリーに乗り、小豆島から姫路へ。
ちなみにフェリーは出航の時、ゲートに掛かっていた通路がそのまま上がり・・・
船尾の壁となるんですね。
とてもシンプルな仕組みだけど、初めて見る光景だったので思わず写真撮ってしまった。
そんなこんな、再び100分ほど乗船し、姫路に到着しました。
11:00過ぎたので、まずは腹ごしらえ。
姫路の郷土料理的なランチがよくわからなかったので、困った時のカレー屋ってことで「インデアン」さんへ。ちなみに、大阪のインデアンカレーさんとは別物です。ロゴの雰囲気も若干似てるけど、こちらはアメリカインディアンなイラストですね。
メニューだけ見るとココ壱に近い感じで、シンプルなカレーに一品トッピングなスタイル。かなり迷った末に、カツカレーをチョイス!
じゃーーん!!
何だか今までに見たことのないタイプのカレーです。
ルーというか、汁。でもスープカレーではない。
そして一口。・・・!!!うまいー!!!!
程よくスパイシーでサラッとしたカレーで、とても好みな味でした。
とんかつも揚げたてサクサクで衣が薄くてこれまた好み。
姫路にまた来ることがあれば、ぜひ再訪したいお店でした♪
お腹を満たし、姫路観光スタート!なお、2014年3月時点の姫路は・・・
①NHK大河「軍師官兵衛」がらみのイベントで盛り上がっています。
②姫路城は現在修復中です。 ※工事完了はちょうど1年後の2015年3月!
▽姫路城の工事進捗状況はこちらでご確認ください
http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2851146/_21909/siro-weekly-photo
まずは駅校内のインフォメーションで情報集め。
大河の影響もあり、観光チラシはかなり充実していました。
今回は時間が限られいるので、行くのは姫路城周辺と書寫山圓教寺。
まずは姫路城の向かいにある「大河ドラマ館」へ。
大河ドラマで使われた衣装や、パネル等の展示がされています。
入場料はとられますが、大河ファンなら見に行ってもよいかも。
なお、この周辺ではお土産屋さんなども多く賑わってます~
そして、いざ姫路城へ!
う~ん、修復中とはわかっていつつも、やはり残念な予感が遠くからでもひしひしと伝わってきます。。。
入り口まではよかったけれど・・・
ちなみに、天守閣は修復中ですが、西の丸など城内の観覧はできます。
入場すると、姫路城の広さを改めて実感。
あ~やはりいつか天空の白鷺城を拝みたい!!
近づいてみたら、ちょっとだけ天守閣の白壁が見えました。すでに素屋根の解体工事が始まっているので、これから徐々に姿を現していきますよ~
姫路城の石垣。綺麗に敷き詰まっています。
一通り、姫路城を見て回り、次の目的地である書寫山圓教寺へ。
姫路城付近からバスが出ています。30分近くかかるので、結構距離はあります。
▽アクセス詳細
http://www.shosha.or.jp/index.html
バスで行く場合、終点の書写山ロープウェー行きで降り、そのままロープウェーに乗ります。
なお、事前に書寫山へ行くことを決めている場合は、姫路駅の神姫バスターミナルにて、バスとロープウェーのセット割引を販売しているようなので、あらかじめ購入しておくとよいかと。私は姫路城から乗車したため、バス車内では購入できませんでした。
ロープウェーに乗り、書寫山入り口へ到着。
ここで、500円の入山料を支払います。(入山料と思うと「富士山でもないのに…」と思うかもしれませんが、入山すればお寺を沢山見て回れるので拝観料だと思ってください)
ちなみに、入り口からお寺までは結構な距離(20分くらい)を山登りします。
そのため、①歩く ②マイクロバスを使う(500円)という手段があるので、どちらかを選びます。ちなみに私は歩きました~
山道はこのような感じ。
私は時間がなかったため、この山道を早歩きで登りきり、15分程度で最初の見どころ、「摩尼殿(まにでん)」へ到着!
舞台づくりになっている見事なお寺です!思わず見入ってしまった~~
清水寺と構造自体は似ているけれど、こちらは山の中なので舞台から見える景色は全然違います。
境内で、同じく東京から来ているご夫婦に会いました。
奥様は2度目の来訪とのことでしたが、旦那さんが初めてだったので連れてこられたとのこと。
たしかに、自分が一度見ていたら、旦那さんにも見せてあげたくなる気持ち、わかるなぁ。
そして摩尼殿からさらに5分ほど進んだ所にあるのが「食堂(じきどう)」。
ここが本当に素晴らしい空間で。
建物も素晴らしいけれど、建物を包む自然や、空気が、絶妙なバランスで調和しており、心から「素晴らしい」と思えた場所だった。
本当に来てよかった!時間があるなら、もっともっとゆっくりしたかった~(泣)
諸事情により書寫山には1時間くらいしか滞在できなかったのですが、1時間で見て回るのは相当キツイです。というか絶対やめた方がいいです。まだまだ見どころは沢山あるので、少なくとも2~3時間は必要。
来るのも少々大変な所なので、来たらぜひゆっくり見て回ってください(^^)
そんなこんなで、姫路観光は終了。
尼崎の友人宅に向かい、翌日も尼崎市内でゆっくりDayを過ごしました♪
【小豆島・姫路編】1日フリーで小豆島を満喫!
3月6日~3月11日、「3泊6日で小豆島・姫路・尼崎・大阪を巡る旅by夜行バス」に行ってきました。
<行程>
3月6日 夜行バスで東京を出発
3月7日 姫路到着→小豆島一日観光
3月8日 小豆島出発→姫路観光→尼崎
3月9日 尼崎の友人宅でのんびり過ごす
3月10日 有馬温泉→大阪で友人と飲む→夜行バスで大阪出発
3月11日 東京到着
3月7日 朝 姫路駅到着
まず目指すは小豆島。
姫路駅南口バスロータリーより、神姫バス94番(姫路港行)に乗り込みました。
▼神姫バスサイト(路線図や時刻表をチェックできます)
http://www.shinkibus.co.jp/rsn/index.html
終点の姫路港まで、20分ほどで到着しました。運賃は260円。
バス停の目の前にフェリーのチケット売り場があるので、まずは窓口でチケットを購入します。
▼四国フェリーグループサイト(時刻表、運賃をチェックできます)
http://www.shikokuferry.com/route_syo_hime.html
14日以内で有効な往復券もありました。こちらの方がお得なので、購入2820円。(増税により、2014年4月現在は片道運賃1520円となっています)
なお、窓口の横に小さなコンビニもあるので、こちらで朝ご飯を調達しました。
そして、いざフェリーへ乗船!
所要時間は約100分。
大きな船かつこの日は天候も良く海が穏やかだったので、船酔いしやすい私も全く大丈夫でした。
船内では、TVを見て過ごすもよし、外に出て瀬戸内の島々を眺めるもよし、仮眠をするもよし、皆さん思い思いに過ごされています。
写真は外に出た時の様子。朝日が眩しかった~
あっという間に100分が過ぎ、小豆島へ上陸しました。
小豆島の北東部、「福田港」へ入港。
下船し右手方面に建物があります。小豆島の観光パンフレットや移動手段はこちらで確保できます。
小豆島での主な移動は、①レンタカー ②タクシー ③バス のいずれかになると思いますが、私は③バスで移動しました。
一人旅でなければ①レンタカーにするのですが、運転に自信なく。。。
なお、フラットな所であればレンタサイクルも可ですが、場所によってはママチャリで登れないような坂道も多いので、一度地理を把握されてからうまく使いこなされるといいかと思います。
バスはこの建物前から出発する「小豆島オリーブバス」を利用します。
▼小豆島オリーブバスサイト
http://www.shodoshima-olive-bus.com/root.html
島内をくまなく回る方には、フリーパスをおすすめします。
1日券2000円 2日券2500円。私は2日券を購入しました。
※私の場合、宿を土庄港近く(島の西端)にとっており、福田港~土庄港の片道だけで運賃1180円。
運賃と、行き先を考慮した上で、ぜひフリーパスの購入を検討してみてください。
オリーブバスで福田(南廻り)線に乗って、
まずは観光名所の「天使の散歩道(エンジェルロード)」へ!
(※福田(南廻り)線ですと、バス停からエンジェルロードまでかなり距離があるので、できれば土庄港発の路線バスに乗ることをお勧めします)
こちらは潮の満ち引きにより、1日2回だけ海の中から道が現れます。
▼時間は毎日異なるので、必ずチェックした上で訪れてくださいね。
http://www.shoudoshima-ferry.co.jp/angel_road.html#jikan
ちょど干潮時に間に合ったので、島まで歩けました♪
ここら辺は海の透明度も高く、水がとてもキレイで癒される~~
しばしこちらで景色を堪能し、一旦ホテルへ荷物を置きに行くことに。
その際、バス停の近くでギネス認定の「世界一狭い海峡」を見つけました!
海峡横の土庄町役場では、有料で横断証明書を発行してくれるそうです(笑)
荷物を置いた後、土庄港発のバスでオリーブ公園へ。
一面、オリーブが生い茂っており、日本ではないような景色です。
そしてこのギリシャ風車!気分は地中海♪
オリーブと風車と瀬戸内海、素敵な景色にリラックス~~(*^▽^*)
少々歩き疲れたので、レストラン オリーブ園でランチ。
オリーブ素麺悩んだけれど、ご当地グルメの「ひしお丼」をオーダー。
ひしお丼とは・・・
・醤の郷で作った醤油やもろみを使うこと(小豆島は醤油が沢山つくられている)
・地元の食材(魚介、野菜、オリーブなど)を使うこと
・箸休めにオリーブか佃煮を使うこと
この3つの条件に当てはまってなければならないそうです。
私が食べたのはご飯の上に味噌ともろみを混ぜた豚そぼろ、揚げなす、揚げエリンギ、揚げいんげん、揚げオリーブ素麺、キャベツとミニトマトが乗っており、小豆島産のオリーブオイルをかけていただきました。
とても美味!!
これに、素麺入りのお吸い物、ちゃんとオリーブの浅漬けが添えられてあり、とことん小豆島を味わいつくした気分です♪ 950円で大満足。
なお、オリーブの収穫時期は9月末~(用途によって収穫時期は異なるよう)ですが、小豆島産のオリーブオイルは発売早々すぐになくなってしまうとのこと。
お土産屋さんで買えるのも、小豆島の農家さんがスペインで経営している農園(契約農家?)でとれたものなど、純粋な小豆島産は時期を外すと手に入らないようです。。。
レストランで使用していたのは小豆島産とのことでしたので、ここぞとばかりに使用しました~(^^;)
それから少しバスに乗り、お散歩がてら田舎道をとことこ。
オリーブ畑の中にある、「カフェ忠左衛門」へやってきました。
女子率高し。というより女子しかいない!
こじんまりしたカフェなので、少人数での来訪の方が入りやすいかと。
ランチメニューもありますが、今回はデザートセットをいただきました。
季節のフルーツ、ブラウニー、ママレードジャム添えのクラッカー、そして紫のものは紫蘇のアイス!
店員さんから、「お好みでオリーブオイルをつけてお召し上がりください」と言われるも、「え?何につけていいのかわかりません!」と心の声が叫んでおりました。
とりあえず、全部につけてみましたが(笑)、クラッカーと柑橘系には合いました。
本当はゆっくりしたかったのですが、いかんせんバスの時間が1時間に1、2本なのと、乗継を考えるとどのバスに乗車するかは非常に大事なので、駆け込みでスイーツを食べ、バス停までダーッシュ!!!
レンタカーだとこういうあわただしさがないので、やはりバスでの移動は大変ですね。。。
時間に追われた理由はもう1つあります。
それは小豆島での最大の目的「夕陽を見ること」。
夕陽スポットはいくつかあるので、事前にどこから夕陽が見たいかを決めておきましょう。私は西端の「小瀬海岸」にしました。
事前にサンセットの時間も確認するも、バスの都合上、1時間も早く着いてしまいました。
しかも、小瀬海岸に来てサンセットを見るとなると、終バスがなくなるのです。。。
帰りは、3択を覚悟し、悩んでおりました(-_-)
①歩いてホテルまで帰るか(5kmくらい)
②タクシー使うか(基本的にタクシーは高いから使いたくない派)
③ヒッチハイクするか
するとバスの運転手さんが「帰り、どうするの?」と声をかけてきて。
「手段がなくて、悩んでるんですよね」と相談したところ、
「最終バスは終わるけど、回送で土庄港までは行くから、それでもよければ乗っていくかい?」と言ってくださり。
むしろ土庄港まで行ってほしい私は、二つ返事で「お願いします!!」と。
一気に悩みが晴れると同時に、心遣いの嬉しさに感動しました。
小豆島で印象的だったのが、いつもバスの運転手さんと乗客の地元おばあちゃんが会話をしていること。いつ乗っても、たわいもない会話がある。
ローカルだからできることなんだろうけれど、人の温もりや、人と人との繋がりをすごく感じられました。
そんなこんなでバスを降り、サンセットまで時間があったので観光名所の「重岩」を見ることに。
急な坂、階段をひたすら上り、最後は足場も悪いので結構ハードです。
ですが、頂上までくると瀬戸内の島々を眺められる素敵な景色が。
天気が良いと、本当に気持ちがいいです!
山頂で瀬戸内海の風を浴びて、下山。
しばし、海岸線で日が沈むのを待ちました。
綺麗だったのですが… 島が邪魔。。。
結局、地平線ではなく島の向こうに沈んでしまった。。。
もう少し北部の方か、エンジェルロードのあたりで見ても良かったかなーと思いつつ、より良いサンセットスポット探索は次回の楽しみとします。
約束通り、バスの運転手さんが迎えに来てくれて、港へ帰還。
この時間は夕飯を食べるとことがほとんどなくなってしまうので、夕飯をどこでとるかは早めに考えておいた方がいいかもしれません。宿についていれば問題ありませんが。
そんなこんなで、小豆島の一日は終了しました。
時間があれば、肥土山、中山の千枚棚、寒霞渓、醤油記念館、二十四の瞳映画村など、まだまだ見どころは沢山あったのですが、バスのみの利用だと丸2日以上は必要です。
小豆島、とても好きになったので次回の楽しみにとっておきます!
【インド編】バラナシの色
ガンジス河沿いで写真を撮っていた時、コルカタから来たというグラフィックデザイナーのおじさんに会いました。
「この町は本当に色やアートで溢れていて、ファンタスティックな町だね」とおじさんは言いました。
たしかに、建物、ガート、アート、ボート、サリー、祈りの生花、そして洗濯物。
この町は、あらゆる色で彩られている。
でも、そんな人々の「生」と共に、「死」もまたこの町の象徴である。
毎日、多くの死体が火葬場に運ばれてくる光景を何度も目にした。
ヒンドゥー教の信仰によると、「運ばれた死者はまず近くのシヴァ神を祀る寺院に安置され、シヴァ神の救済の真言を聞くことで解脱ができるとされる。その後、ガンジス河の水に浸され、火葬される。遺灰を河に流せば、輪廻からの解脱を得られる。」そうだ。
ヒンドゥー教への信仰心のない私であっても、煙が昇るのを見ていると、現世での生の終焉とともに、新たな死の世界での誕生を感じさせる。
死のにおいを嗅ぐ。
本来であれば少々不気味な話なのだが、この地にいるとホリスティックなものとして感じられるのが不思議だった。
むしろ、日本の火葬場はあまりに機械的で、エレベーターの先に死の世界があるようで、よほど奇妙に感じるのは私だけだろうか。
日本では、死者は機械の中で誰にも見守られずに焼かれる。その間、親族はお菓子を食べながら故人の思い出話に浸り、骨になるのを待つ。
しかし、インドでは死者は灰になるまで、ずっと家族に見守られている。
そんなヒンディーの弔いは、とても温かいもののように思えた。
ちょうど2か月前、祖母を亡くした記憶が鮮明だったからか、「私はヒンドゥー式の方がいいな」。そんな風に思ってしまった。
彩り鮮やかな町である一方、白と黒にも見える町。
それが私が思う、バラナシの色だ。
【インド編】帰国
1月28日 12:00
とうとう帰国の日。
朝までの結婚式から家に戻り、再び睡眠をとることに。
正午、ママに起こされる。
最後のご飯は、私がとても気に入っていた野菜のビリヤニ(炒飯みたいなもの)だった。初日の夕飯で出されて、もう一度食べたいと私がリクエストしていたメニュー。パーティー続きでなかなかママの手料理が食べられなかったから、正直諦めていたけど、忘れないでいてくれたんだ。
嬉しさと、これでお別れなんだという寂しさで、涙が止まらなくなって、せっかく大好物のメニューだったのに味を覚えていません。
食後に出してくれたチャイ。ジンジャーが強めに効いていて、とても甘いのが特徴のチャイ。インドでチャイは沢山飲んだけど、やはりママのチャイが1番だった。
ノートに、家族への感謝のメッセージをしたためながらも、私はもうボロボロと泣きっぱなし。
息子さんが、「インドでは別れの時は泣かないんだよ、スマイル。」と言ってくれた。
たしかに、泣き顔で別れるより、笑顔で別れた方がずっと気持ちがいいよね。
頭では納得するも、心が納得してなかったみたい。ごめんね。ありがとう。
14:00。
部屋のドアがノックされた。空港までのドライバーが迎えにきたんだ。
私の部屋からスーツケースを運び出してくれるお兄さん。ドライバーの割には・・・ちょっと格好が汚いなぁ、と思っていると。ドライバーではなく、家の工事をしていた作業員のお兄さんだった。私の隣の部屋を毎日工事していて、一度だけ差し入れで日本のキャンディをあげたことがあった。その御礼だったのか、彼までも私を見送ってくれたのだ。
本当に皆、人情深くて、優しくて、言葉は通じなくても、心は通じ合えるということ、すごくよくわかった旅でした。
最初はトラブルもあったけど、
最後に「インド、だいすき」で締めくくれて良かった(^ー^)b
コルカタの空港で見かけたマザーテレサの言葉。(コルカタに、マザーハウスという、マザーテレサの施設がある)
”Do not wait for leaders, do it alone,person to person”
インドで、カレー、紅茶を楽しみ、英語を学ぶ。
実はこれ以外にも、もう1つ目的があった。その目的は達成できなかったけれど、最後にマザーの言葉が私の背中を押してくれたように思う。
自分の道は、自分で切り開いて行く。
I appreciate all the people I have met in India.
【インド編】インドの結婚式に参加!
1月27日 18:00
今日は親戚のお姉さんの結婚式のため、会場へ向かいました。家族や親戚一同は朝10:00の時点で会場入りしていましたが、私は夜から参加。
この日、ガンジス河沿いで別のカップルが結婚式を挙げている様子を見ましたが、船に乗って船上でお祝いしていました。
インドでの結婚式のスタイルは様々なのですね。
ちなみに、インドは結婚式が多い。ほんの15分くらいの間に、3組もの結婚式を目撃する日もありました。まあ、13億近い人がいる国だもの、そりゃ毎日何組も結婚するよね。とも思ったり。
結婚式会場は3階建ての無機質な建物。到着すると、花嫁さんと数人の女性が、ひっそりと何かしらの儀式を行っていました。
私は女性と子供たちだけが集まる控室に案内され、しばらく待機することに。
この控室、おそらく8畳くらいのスペースですが、常に20~30人の人たちが座ってお喋りしたり、準備したりしていました。花嫁さんの衣装変えなどもこの部屋で行うため、窮屈なことこの上ない。。。
そして皆朝から会場入りしてた割には、未だに普段着のまま・・・一体これまで何をしていたのだろうか?
この時、スティ先の息子さんが「今日はここに泊まることになるけど、大丈夫?」と聞いてきました。「大丈夫だよ」と気軽に答えてしまいましたが、まさかインドの結婚式がとんでもない長丁場であることを、この時私は知らなかったのです。。。
そんなことはさておき、控室が窮屈なので子供たちと一緒に建物内をうろちょろすることに。屋上に上がると、ビュッフェ形式でご飯が食べ放題!
ご飯を食べるもよし、お喋りするもよし、ちょっとしたDJ&ダンススペースがあるので踊りまくるもよし、な自由な空間。
大鍋のカレーーーー♪♪♪
こちらではお兄さんが、揚げ餃子のようなモノにチリソースをかけた一品料理を盛り付けてくれる♪
でもまぁ、基本的にはカレーです。こういう場所ではベジタリアンに合わせるものなのか、すべてベジ料理!(ポテト、ほうれん草、チーズ、豆のカレー)
そして祝いの席だけれども、宗教上&お国柄(禁酒国ではないけれどはばかられている)、アルコール類はなし!
それにしても。
明らかに部外者な人も結構いる気がします。いくらなんでも、人が多すぎる(笑)
なんせ、受付がある訳ではないし、出入り自由だし、ご飯はタダだし、DJつきで踊れるし。結婚式をハシゴすることで、一日のご飯を済ませている人、絶対いると思います。でも誰も気にしないのよね。
そんなこんなで21:00頃になり、やっと結婚式らしい雰囲気に。新郎新婦のお披露目写真タイムです☆華やかーーー
この後、親戚一同が順々に新郎新婦と写真を撮っていきます。
儀式のあらゆる場面で登場する生花。会場の内装自体は無機質だけれど、生花の彩りが華やかさを演出しているな、と感じました。
そして写真撮影が終わったのが22:00。これからまた別の儀式をするとのことで、親戚のお兄さんに、「儀式って、いくつあるの?」と聞いたところ、「ん~~many.僕もわからないよ」とのお返事。manyって。。。一体どんだけ?何時に終わるの??と思いつつ、次の儀式へ。
今度は新郎新婦の回りを親族が囲み、神父さんらしき人がずーと喋っている。
ヒンドゥー語なので内容はさっぱりだけど、たまに皆から笑いが起きたりしているので、日本の結婚式みたいに参列者は静かに、といった堅苦しい雰囲気ではなく、かなりゆるい感じ。
それにしてもこの儀式、24:00を過ぎても終わらない。ママからも「寝てていいからね」と言われつつも、頑張っていたのだが、さすがに限界。控室で少し仮眠をとることに。しかし控室でも3歳くらいの子供しか寝ていない(笑)小さい子でも皆起きてるのよねーーー(^^;)
そして2:00起床。外がうるさい。儀式はまだ続いていた。しかも何だか盛り上がっている。
しかしさすがに眠そうな人もちらほらいて、儀式に参加しつつも毛布をかぶって寝ているお兄さんもいる。本当にゆるいなぁ。。。
3:00。またしても睡魔に襲われ、再び限界へ。
6:00起床。すると控室に人が沢山!どうやら結婚式は終わった雰囲気。ママに「いつ終わったの??」と聞くと「5分くらい前よ」とのお返事。
恐るべし、インドの結婚式はオールも当たり前なのね。。。
そして着替えなどをして、チャイを飲んでそれぞれ帰路へ。
まさかこんな形で最終日の朝を迎えるとはなぁ(笑)