リコ's travel diary

旅の記録

【インド編】バラナシを歩く③~地元民らしい日常と誕生日会~

1月25日

スティ先、朝ご飯はトーストとチャイが主流。

でもこの日だけはインド食が出てきました。クミンというスパイスが練りこまれた、具なしのお好み焼きみたいな食べ物。油で揚げてあるので結構オイリーで、ケチャップかチリソースをつけて食べる。朝からオイリー&スパイシーでこたえました。

 

近所にサンライズというスーパーがあったので、お買いもの。

1Fは食料品、2Fは日用雑貨、3Fは家電などを取り扱う、日本でいう総合スーパーのような感じです。(1フロアーは少し広めのコンビニくらいですが)

その後、地球の歩き方に載っていた「JHV Mall」なるショッピングセンターに行ってみました。

衣料品店がメインで、マクドナルドやピザハットあり、映画館あり、「The 地元の人が休日に利用する店」といった感じです。正直、観光客が楽しめる場所ではないかな。

だたインド人女性たちが履いているサンダルが素敵だったので、靴屋さんでサンダルを一足購入。なかなかかわいいでしょ?

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その後、2時間ほどガンジス河沿いを散歩するも、早めに帰宅。

ママが「今夜、近所でバースデーパーティーがあるけど、行く?」と尋ねてくる。

私「うん、行く行く!」とノリで答えてしまう。そもそも誰のパーティーだかも全くわからなけれど。まぁいっか♪

 

ということで、19:30頃、スティ先の娘さんと共に隣のお宅へ伺うことに。

全く見ず知らずの外国人が訪ねて来たにも関わらず、この家のママらしき人が「ナマステ~」と笑顔で受け入れてくれました。

広々としたリビング兼キッチン。部屋中に大音量のインド音楽が響き渡る♪

ソファーに座ってパーティーの開始を待つことに。

部屋の中は紙テープが垂れ下がっていたり、風船がいくつもあったり。

少しずつ人が増えていくけれど、もちろん外国人らしき人は私一人。かなりのアウェー感(笑)。でも誰も気にしてないみたいなので、私も気にしない(笑)。

20:00頃になってかなりスパイシーなグリンピース炒飯と、美味しいヌードルが一人ひとりに配られる。

でも特にパーティーが始まった雰囲気はなく、「これ食べて待っててね~」的な雰囲気。

子供のバースデーパーティーにしてはなかなかいい時間だけど、いつになったら始まるのだろう。。。

 

ご飯を食べた後、娘さんに「主役の子にプレゼントを渡しに行こう」と言われ、主役の男の子にご挨拶&プレゼント渡し。ちなみに近所のスーパーで購入したチョコレートBOXをあげていました。

21:00 いきなりケーキが運ばれてきて、一気に誕生日らしい雰囲気に!

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そしてケーキに驚愕する・・・!!!!!!

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ド、ドラえもんではないか~~~!!!かなり不思議な体型だが。。。

このドラえもんにロウソクをさし、火をともす。これは日本と同じ。

でもバースデーソングを歌うことはなく、皆が部屋中に転がっている風船を拾っている。

そして、主役の男の子がフ~~っとロウソクの火を消した瞬間、持っている風船を爪で割る!!クラッカー的な感じなのね。

その後、ケーキがカットされて皆に配られ、一人ひとりにご飯も振る舞われました。

 

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なんだか給食みたい。

手前の膨らんでいるものはプーリーといわれるインドではメジャーなパン生地。そしてトマトとキュウリのサラダ。

奥は右からチーズ入りカレー、ほうれん草カレー、チリなどの薬味。

この他、チャーハンやグラブジャムと呼ばれる激甘スイーツが出されました。

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ちなみに↑この「グラブジャム」、インドでは定番のスイーツなのですが、甘党の私でも一個で十分な甘ったるさです。アボガドの種くらいの大きさなのですが。

ドーナツのような生地にハチミツシロップのようなものがしみ込んでおり、食べた瞬間、ジュワ~~という擬音語が出そうな触感です。中にはカルダモンの種らしき物が入っているので、激甘だけど独特なスパイス感が・・・何とも言えない。。。

日本でも品揃えが充実した本格インド料理屋さんでは取り扱っている場合もあるようなので、気になった方はトライしてみてください(^^;)

※写真は日本のレストランで食べた時のもの。

 

結局、ケーキを囲んだ時だけは誕生日らしい一体感があったものの、それ以外はどうぞご自由にお過ごし下さい的な雰囲気のまま時間が過ぎていきました。

特に英語を話せる人が誰もいなかったから、スマイル&ジェスチャー&ヒンドゥー語での挨拶(こんにちは、自己紹介、ありがとう)だけで乗り切ったわたくし。

23:00になり、娘さんが「そろそろ帰ろうかー」と言ってきたので帰宅することにしました。パーティーは終わる雰囲気はなく、帰宅も自由。誰に挨拶することもなく、ふらーっと帰る。終始、ゆるい会だったなぁ。笑

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帰り際、見送ってくれたこれまたご近所の姉弟?。

深夜なのに子供たちは元気だった。