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リコ's travel diary

旅の記録

【インド編】バラナシを歩く④~ちょっとした事件~

 

1月26日

朝起きるとママに「今夜はヘナパーティーがあるから、早めに帰ってきてね」と言われる。ヘナパーティー??何だかわからないけど、とりあえず参加してみよう。

ということで早めにガンジス河へ行き、お散歩開始。

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毎日お散歩していると、声を掛けてくる青年たちの扱い方もだいぶわかってきて、彼らと話す時間を楽しめるようになっていた。

 

そんな中、河の水を小さな壺に汲んで運んでいく青年(A君とする)と目が合い、挨拶を交わす。

「その水、どこへ運ぶの?」と聞くと、「お寺に捧げる水だよ。見に来る?」と聞かれ、折角なのでついて行くことに。河沿いから離れ、町中へ入っていく。

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バラナシは一歩町の中に足を踏み入れると迷路のようになっており、要所要所に小さなお寺(なにかしらの神が崇められている)が点在している。

これはガネーシャの像。

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小さなお寺に出くわすごとに少しだけお水をかけて、お祈りするA君。

途中、野菜を積んだ台車が横切るのを見て、「僕はベジタリアンだけど、ジャガイモとほうれん草しか食べないんだ」と言う。そのせいか、体格もほっそりしている。ベジタリアンの中でもかなり敬謙なレベルなんだな、と思いました。

彼はどこかのお寺に仕えているのかなーなどと考えているうちに、「着いたよ」と言われ・・・ん?家??

何だか、確実にA君の家っぽい。

入るか少々躊躇するものの、インド人のお宅に入れるって貴重!と思い入ってみることに。(そもそもホームスティしているから貴重も何もないのだが。と今になって思う。)

扉を開けると、玄関でお母さんが洗い物してる。 家だ、間違いなく(笑)

これは家族からしたらどういうシチュエーションなのだろう???

息子がいきなり女の子連れて来たよ、しかも外国人!

きっと我が家族であればてんやわんやするであろうこの状況に、A君の家族は誰も動じない。普通に笑顔で「ナマステー」と挨拶される。これがインドなのだ。

「お寺、行こうか。屋上だよ」とA君に言われて屋上に上がる。何だか部屋みたいな囲みに入る。

「僕の部屋だよ、座って」とA君。

部屋!?なぜに!?寺は???しかも座っって、あなたのベッドやん、確実に!!!

そして河の水が入った壺を棚に置いて祈るA君。どうやら、赤で囲った部分が「寺」だそうです。。。

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腕に祈りに必要な紐を巻かれ、お祈りをすることに。しかも祈るにあたって賽銭をせびられるという。

その後は宗教の雑誌を見ながら、ヒンドゥーの神々やマンダラについての説明を受ける。

そして勝手にランチも出される。本当にジャガイモとほうれん草しか食べない一家のようだ。

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そのうちヨガの話しにもなり、A君がアクロバティックなポーズを見せてくれる。

私もヨガの呼吸法だけは知っていたので披露すると、気をよくしたのかA君のヨガの話しに熱がこもってくる。

 

そのうち「カーマスートラを知っているかい?」と聞かれ、「ん、聞いたことあるなーインドの叙情詩だったかな・・・しかし叙情詩って英語で何ていうんだ??」と思い、とりあえず「ポエムみたいなもの??」と答えると、「No,No, like this...僕はこういうのあまり好きじゃないんだけどね」となぜか携帯の動画を見せてくれた。

流れていたのは、インドのAV。

・・・なぜに?笑。

 

そして思い出しました、カーマスートラは古代インドの性愛論書。

私が勘違いした叙情詩はラーマーヤナ。似て非なるものですな。笑

「僕はあまり好きではない」という割には、携帯にめっちゃ動画ダウンロードされてるやん!!好きでないなら削除したろかーーーと思いつつも平然としてました。

彼の中では私が「キャ、こんなの恥ずかしい!」と言うのを想定していたんだろうなぁ。

A君が私を何歳と思っているかは知らないけれど、AV見せつけられたところでキャーキャー言う歳ではないのよ。ふふん!と心の中で言ってみる。

 

それからなぜか私の腕を触り、「ん、結構いい腕(筋肉)してるね」と言われる。(何このボディーチェックは。)

とにかく、確実におかしな流れになっていることを察するわたくし。

 

するとA君、なぜか上半身を脱ぎだし、ヨガの呼吸法をし始める。

なぜに脱ぐ?と思いつつもA君を見守ることに。

そしてA君が自分のおへそを触ったあとに、私のおへそを触ってきた。「ここはおへそのチャクラ、僕と君の強い結びつき」みたいなことを言われる。「ほうほう」と思って聞いている私。

そうするうちに「君も脱いでごらん、ヨガはheart to heart,body to bodyなんだ」みたいな訳わからんことを言いだし、「はぁ?脱がんよ。意味わからん!」とちょっと怒ると、「大丈夫だよ、何も君を押し倒そうとしているわけじゃないんだ」みたいなアクションをとる。

私も本来だったらかなり危機感を覚えるシチュエーションなはずなのだが、いかんせん、この子弱そうなのよね。野菜しか食べてないせいか。しかも先ほど私の腕を触って若干たじろいていたこともあって、「勝てる」となぜか思ってしまった。(笑)

 

「とにかく、脱がないからね!!」と強く言うと「じゃあ、せめてお腹だけ」と懇願され、とりあえずお腹だけ出すと、「僕のおへそを触って」と言われ渋々触る。「それから君のおへそを触って」と言って自分のおへそを触る。

その後「今度は僕の乳首を触って」と言われる。「おへそと両乳首、ここでできる三角形が強力なマグネットになるんだ」みたいな説明をされ、さすがに若干ひくものの、「チャクラ」なんだと言われるとイヤラシイものではなく精神世界の話に聞こえてしまいとりあえず触る。するとなぜか私の乳首(服の上から)をタッチされ、「チャクラ、通じたね」的なことを言われる。

「おいっ、どさくさに紛れて触ったなコラ!!!」と思うも、それ以上のことはしてこなかったのでとりあえず冷静を保つ。

 

さすがに私も付き合いきれなくなってきたので(むしろよくここまで付き合った)、「もう帰る!!」とイライラしながら言うと、これまたタイミングよく下の階から「チャイができたわよ~」とお母さんの合図が。

A君も「わーチャイ飲もう♪」とそれまでの怪しい雰囲気を全く感じさせないピュアな態度に一遍。

1階に降りてチャイを飲んでいると、「この部屋や台所、すべてガンジス河の聖なる水で掃除しているんだ」という話になる。

「ん、このチャイの水はまさか河の水を煮沸したモノじゃないよね・・・?」とドキドキしながらも、怖いから聞くのをやめておいた。

そして「お母さんは君のためにご飯とチャイを作ってくれた、お礼をしてね」と言われる。私も多少は払うつもりでいた。レストランのカレーが60ルピー程度だったので、家だし、20ルピーくらい払えばいいかな、と思いつついくら払えばよいか聞くと、「120ルピーくらいだね。なければ日本円でもいいよ」と言われる。

そりゃー取りすぎだろっ。笑

ここでまた、デリーでも役立ったセカンド財布の登場。中には40ルピーしか入っていませんでした。ナイス私!と思いながら「ほら、40ルピーしか持ってないものこれしか払えないわ!」と言い張って乗り切りました。

そしていよいよ「もう帰るわーー!」と言って勝手に家から出て行った訳ですが、律儀にも最初に出会った場所まで見送ってくれるという。。。

悪い子ではないんだけどね、やはり深入りしすぎるのはよくないな、と学んだ一日でした。

 

その後、河沿いを散歩していたらクリケットをして遊んでいた少年たちの球が飛んできて、太ももに直撃して相当痛かったという、これまた珍事件も起き。

 

何だか色んな事に巻き込まれた一日だったので、ヘナパーティーに備えて早めに帰宅することにしました。