【インド編】ヘナパーティーに参加
1月26日 17:00
「今夜は近所の親戚の家で、ヘナパーティーがあるから」とママに言われ、家族と一緒に親戚宅へ。
ヘナ。(※ヘナという植物の葉を乾燥させ、粉にしたものを水に溶いたもので、古くから染料等に使われています)
自然由来のヘアカラーだとか、東南アジアの観光地なんかで手に施すタトゥーみたいなもの、という認識はあったが、やってみたいと思ったことはない。
一体何をするパーティーなんだろうなぁ、と思い行ってみるものの、皆ソファーやベッドに座っておしゃべりしているだけで、何をする気配もないのよね。昨日のバースデーパーティーしかり、インドのパーティーはとにかくゆる~い(笑)
しばらくチャイを飲んだり、お菓子を食べたりしたあと、親戚の女性の一人が、ママにヘナを施し始めました。下書きなどせず、一発書きでどんどん絵を描いていく。
まさにアーティストだなぁと思いました。
集まった親戚の女性たちが、次々にヘナを描いてもらっているので、私も少しだけ描いてもらいました。
描いた直後は触ると滲んでしまうので、固まるまで30分以上放置します。
固まってきたらポロポロとれるようになるので、剥がしていきますー。(写真も一部剥がれてますね)
そして、afterの状態がコレ。
2週間程度で綺麗に消えてしまいます。
この子は男の子だけど、ちっちゃな模様を描いてもらってました。ヒンドゥー教でエネルギーの象徴であるマークだそう。
そしてこのヘナパーティー、何のためのものかというと、翌日の結婚式のための準備だそうです。
花嫁さんは両腕の肘から下全面に絵を描き、参加者の女性も身だしなみの一種なのか、皆絵を描いてもらっていました。
ちなみに、花嫁さんだとこんな状態・・・
乾くまではご飯も自分で食べることができず大変そうでした。。。
女性陣はヘナを描いてもらう傍ら、明日の結婚式で身に着ける飾りはこれにしよう、サリーはこれにしよう、などとあーだこーだしていました。
皆がヘナを施しおえると、そこからは狭い部屋でひたすらダンスパーティー。
インド音楽に乗せて、ひたすら踊りまくる。たまに洋楽や韓国のカンナムスタイルなんかも流してました。
余談ですが、この親族は皆ボーダーがお好き。この他にもボーダー族たくさん。
ちなみに、よくインドカレー屋さんでみかけるインドのダンスムービーについて。
あれは「ボリウッドダンス」と言われます。インド映画制作の中心地であるムンバイ(旧ボンベイ)の頭文字Bと、アメリカの映画制作地ハリウッドをかけて、Bollywood(ボリウッド)と呼ぶそうです。嘘くさいけどホントの話。笑
ちなみに、ダンスムービーで踊っている主役の人たち(メインの男女が必ずいますよね)は単なるダンサーではなく、俳優・女優として活躍している方々だそうです。
美男美女で、スタイルよくて、演技もできて、ダンスも踊れて、歌もうまい。
インドで芸能人になるには高いハードルがあるんだなぁと思ってしまいました。
話を戻しますが、老若男女、皆ダンスが本当に上手。そしてノリがいい。
そんな中に全く踊れない私も巻き込まれて一緒に踊るハメになったのですがね(~~;)
おばあちゃんも、「私ももう少し若ければ…」と言いたげに孫たちを見守っておりました。
ひたすら踊った後、22:00くらいになって夕食。スペースがないので、まずは子供たち、それから男性陣、最後に女性陣、といった順番でご飯となりました。
結婚式の前夜祭、騒ぎに騒いで、私たちは一足お先に(といっても24:00くらい)帰宅するのでした。