リコ's travel diary

旅の記録

【インド編】帰国

1月28日 12:00

とうとう帰国の日。

朝までの結婚式から家に戻り、再び睡眠をとることに。

正午、ママに起こされる。

最後のご飯は、私がとても気に入っていた野菜のビリヤニ(炒飯みたいなもの)だった。初日の夕飯で出されて、もう一度食べたいと私がリクエストしていたメニュー。パーティー続きでなかなかママの手料理が食べられなかったから、正直諦めていたけど、忘れないでいてくれたんだ。

嬉しさと、これでお別れなんだという寂しさで、涙が止まらなくなって、せっかく大好物のメニューだったのに味を覚えていません。

 

食後に出してくれたチャイ。ジンジャーが強めに効いていて、とても甘いのが特徴のチャイ。インドでチャイは沢山飲んだけど、やはりママのチャイが1番だった。

 

ノートに、家族への感謝のメッセージをしたためながらも、私はもうボロボロと泣きっぱなし。

息子さんが、「インドでは別れの時は泣かないんだよ、スマイル。」と言ってくれた。

たしかに、泣き顔で別れるより、笑顔で別れた方がずっと気持ちがいいよね。

頭では納得するも、心が納得してなかったみたい。ごめんね。ありがとう。

 

14:00。

部屋のドアがノックされた。空港までのドライバーが迎えにきたんだ。

私の部屋からスーツケースを運び出してくれるお兄さん。ドライバーの割には・・・ちょっと格好が汚いなぁ、と思っていると。ドライバーではなく、家の工事をしていた作業員のお兄さんだった。私の隣の部屋を毎日工事していて、一度だけ差し入れで日本のキャンディをあげたことがあった。その御礼だったのか、彼までも私を見送ってくれたのだ。

 

本当に皆、人情深くて、優しくて、言葉は通じなくても、心は通じ合えるということ、すごくよくわかった旅でした。

 

最初はトラブルもあったけど、

最後に「インド、だいすき」で締めくくれて良かった(^ー^)b

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バラナシ空港からコルカタバンコクを経由して日本へ。

コルカタの空港で見かけたマザーテレサの言葉。(コルカタに、マザーハウスという、マザーテレサの施設がある)

”Do not wait for leaders, do it alone,person to person”

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インドで、カレー、紅茶を楽しみ、英語を学ぶ。

実はこれ以外にも、もう1つ目的があった。その目的は達成できなかったけれど、最後にマザーの言葉が私の背中を押してくれたように思う。

 

自分の道は、自分で切り開いて行く。

 

 I appreciate all the people I have met in India.