リコ's travel diary

旅の記録

【小豆島・姫路編】1日フリーで小豆島を満喫!

3月6日~3月11日、「3泊6日で小豆島・姫路・尼崎・大阪を巡る旅by夜行バス」に行ってきました。

<行程>

3月6日 夜行バスで東京を出発

3月7日 姫路到着→小豆島一日観光

3月8日 小豆島出発→姫路観光→尼崎

3月9日 尼崎の友人宅でのんびり過ごす

3月10日 有馬温泉→大阪で友人と飲む→夜行バスで大阪出発

3月11日 東京到着

 

3月7日 朝 姫路駅到着

まず目指すは小豆島。

姫路駅南口バスロータリーより、神姫バス94番(姫路港行)に乗り込みました。

神姫バスサイト(路線図や時刻表をチェックできます)

http://www.shinkibus.co.jp/rsn/index.html

 

終点の姫路港まで、20分ほどで到着しました。運賃は260円。

バス停の目の前にフェリーのチケット売り場があるので、まずは窓口でチケットを購入します。

四国フェリーグループサイト(時刻表、運賃をチェックできます)

http://www.shikokuferry.com/route_syo_hime.html

14日以内で有効な往復券もありました。こちらの方がお得なので、購入2820円。(増税により、2014年4月現在は片道運賃1520円となっています)

 

なお、窓口の横に小さなコンビニもあるので、こちらで朝ご飯を調達しました。

 

そして、いざフェリーへ乗船!

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所要時間は約100分。

大きな船かつこの日は天候も良く海が穏やかだったので、船酔いしやすい私も全く大丈夫でした。

船内では、TVを見て過ごすもよし、外に出て瀬戸内の島々を眺めるもよし、仮眠をするもよし、皆さん思い思いに過ごされています。

写真は外に出た時の様子。朝日が眩しかった~

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あっという間に100分が過ぎ、小豆島へ上陸しました。

小豆島の北東部、「福田港」へ入港。

下船し右手方面に建物があります。小豆島の観光パンフレットや移動手段はこちらで確保できます。

小豆島での主な移動は、①レンタカー ②タクシー ③バス のいずれかになると思いますが、私は③バスで移動しました。

一人旅でなければ①レンタカーにするのですが、運転に自信なく。。。

なお、フラットな所であればレンタサイクルも可ですが、場所によってはママチャリで登れないような坂道も多いので、一度地理を把握されてからうまく使いこなされるといいかと思います。

 

バスはこの建物前から出発する「小豆島オリーブバス」を利用します。

▼小豆島オリーブバスサイト

http://www.shodoshima-olive-bus.com/root.html

 

島内をくまなく回る方には、フリーパスをおすすめします。

1日券2000円 2日券2500円。私は2日券を購入しました。

※私の場合、宿を土庄港近く(島の西端)にとっており、福田港~土庄港の片道だけで運賃1180円。

運賃と、行き先を考慮した上で、ぜひフリーパスの購入を検討してみてください。

 

オリーブバスで福田(南廻り)線に乗って、

まずは観光名所の「天使の散歩道(エンジェルロード)」へ!

(※福田(南廻り)線ですと、バス停からエンジェルロードまでかなり距離があるので、できれば土庄港発の路線バスに乗ることをお勧めします)

 

こちらは潮の満ち引きにより、1日2回だけ海の中から道が現れます。

▼時間は毎日異なるので、必ずチェックした上で訪れてくださいね。

http://www.shoudoshima-ferry.co.jp/angel_road.html#jikan

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ちょど干潮時に間に合ったので、島まで歩けました♪

ここら辺は海の透明度も高く、水がとてもキレイで癒される~~

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しばしこちらで景色を堪能し、一旦ホテルへ荷物を置きに行くことに。

その際、バス停の近くでギネス認定の「世界一狭い海峡」を見つけました!

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海峡横の土庄町役場では、有料で横断証明書を発行してくれるそうです(笑)

 

荷物を置いた後、土庄港発のバスでオリーブ公園へ。

一面、オリーブが生い茂っており、日本ではないような景色です。

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そしてこのギリシャ風車!気分は地中海♪

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オリーブと風車と瀬戸内海、素敵な景色にリラックス~~(*^▽^*)

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少々歩き疲れたので、レストラン オリーブ園でランチ。

オリーブ素麺悩んだけれど、ご当地グルメの「ひしお丼」をオーダー。

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ひしお丼とは・・・

・醤の郷で作った醤油やもろみを使うこと(小豆島は醤油が沢山つくられている)

・地元の食材(魚介、野菜、オリーブなど)を使うこと

・箸休めにオリーブか佃煮を使うこと

この3つの条件に当てはまってなければならないそうです。

 

私が食べたのはご飯の上に味噌ともろみを混ぜた豚そぼろ、揚げなす、揚げエリンギ、揚げいんげん、揚げオリーブ素麺、キャベツとミニトマトが乗っており、小豆島産のオリーブオイルをかけていただきました。

とても美味!!

これに、素麺入りのお吸い物、ちゃんとオリーブの浅漬けが添えられてあり、とことん小豆島を味わいつくした気分です♪ 950円で大満足。

 

なお、オリーブの収穫時期は9月末~(用途によって収穫時期は異なるよう)ですが、小豆島産のオリーブオイルは発売早々すぐになくなってしまうとのこと。

お土産屋さんで買えるのも、小豆島の農家さんがスペインで経営している農園(契約農家?)でとれたものなど、純粋な小豆島産は時期を外すと手に入らないようです。。。

レストランで使用していたのは小豆島産とのことでしたので、ここぞとばかりに使用しました~(^^;)

 

それから少しバスに乗り、お散歩がてら田舎道をとことこ。

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オリーブ畑の中にある、「カフェ忠左衛門」へやってきました。

女子率高し。というより女子しかいない!

こじんまりしたカフェなので、少人数での来訪の方が入りやすいかと。

ランチメニューもありますが、今回はデザートセットをいただきました。

季節のフルーツ、ブラウニー、ママレードジャム添えのクラッカー、そして紫のものは紫蘇のアイス!

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店員さんから、「お好みでオリーブオイルをつけてお召し上がりください」と言われるも、「え?何につけていいのかわかりません!」と心の声が叫んでおりました。

とりあえず、全部につけてみましたが(笑)、クラッカーと柑橘系には合いました。

 

本当はゆっくりしたかったのですが、いかんせんバスの時間が1時間に1、2本なのと、乗継を考えるとどのバスに乗車するかは非常に大事なので、駆け込みでスイーツを食べ、バス停までダーッシュ!!!

レンタカーだとこういうあわただしさがないので、やはりバスでの移動は大変ですね。。。

 

時間に追われた理由はもう1つあります。

それは小豆島での最大の目的「夕陽を見ること」。

夕陽スポットはいくつかあるので、事前にどこから夕陽が見たいかを決めておきましょう。私は西端の「小瀬海岸」にしました。

事前にサンセットの時間も確認するも、バスの都合上、1時間も早く着いてしまいました。

しかも、小瀬海岸に来てサンセットを見るとなると、終バスがなくなるのです。。。

帰りは、3択を覚悟し、悩んでおりました(-_-)

①歩いてホテルまで帰るか(5kmくらい)

②タクシー使うか(基本的にタクシーは高いから使いたくない派)

ヒッチハイクするか

 

するとバスの運転手さんが「帰り、どうするの?」と声をかけてきて。

「手段がなくて、悩んでるんですよね」と相談したところ、

「最終バスは終わるけど、回送で土庄港までは行くから、それでもよければ乗っていくかい?」と言ってくださり。

むしろ土庄港まで行ってほしい私は、二つ返事で「お願いします!!」と。

一気に悩みが晴れると同時に、心遣いの嬉しさに感動しました。

小豆島で印象的だったのが、いつもバスの運転手さんと乗客の地元おばあちゃんが会話をしていること。いつ乗っても、たわいもない会話がある。

ローカルだからできることなんだろうけれど、人の温もりや、人と人との繋がりをすごく感じられました。

 

そんなこんなでバスを降り、サンセットまで時間があったので観光名所の「重岩」を見ることに。

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急な坂、階段をひたすら上り、最後は足場も悪いので結構ハードです。

ですが、頂上までくると瀬戸内の島々を眺められる素敵な景色が。

天気が良いと、本当に気持ちがいいです!

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山頂で瀬戸内海の風を浴びて、下山。

 

しばし、海岸線で日が沈むのを待ちました。

綺麗だったのですが… 島が邪魔。。。

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結局、地平線ではなく島の向こうに沈んでしまった。。。

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もう少し北部の方か、エンジェルロードのあたりで見ても良かったかなーと思いつつ、より良いサンセットスポット探索は次回の楽しみとします。

 

約束通り、バスの運転手さんが迎えに来てくれて、港へ帰還。

この時間は夕飯を食べるとことがほとんどなくなってしまうので、夕飯をどこでとるかは早めに考えておいた方がいいかもしれません。宿についていれば問題ありませんが。

 

そんなこんなで、小豆島の一日は終了しました。

時間があれば、肥土山、中山の千枚棚、寒霞渓、醤油記念館、二十四の瞳映画村など、まだまだ見どころは沢山あったのですが、バスのみの利用だと丸2日以上は必要です。

小豆島、とても好きになったので次回の楽しみにとっておきます!